梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
年明けよりのさまざまな「日本における食」の安全性を問われる幾つかの事件をきっかけに、子育て中のお母様方をはじめ、多くの方々があらためて日本の大地で育った安心・安全な食の重みを痛切に感じ、その必要性を認識されていらっしゃるのではないでしょうか。
日本の自給率は、約39%と言われています。豊かな現在の食生活の中では、自給率についてなかなか実感は持てないと思われますが、今日、世界的食料危機問題が相次いで起こり深刻化の様相を呈してきました。
食の安心・安全のみならず、食料調達自体の不安までが広がってきたのです。今こそ、約6割以上もの食材を外国に頼らなければ生きていけない現実を身にしみて痛感し、未来の日本の食にむけて何が出来るかを考えなければならないと思います。
目に見えやすい所で生産される食材であればある程、その素姓は分かりやすく安心の確立も高くなるはずです。まさに、今こそ食の海外依存している現状を真剣に見直し、本気で自国の食料確保に取り組むべきと思います。
議員としても国内自給率の高いお米の消費拡大を計る為、米粉加工食品を増やすべしとの思いのもと、早々に"米粉勉強会"を始めることになりました。
6月12日に"米粉加工食品"を普及推進する議員連盟(通称"こめこ議連")の設立総会がとり行なわれました。総勢八十五名のメンバーからなる議連の一人として私も第一歩を踏み出しています。
"こめこ議連"の大きな課題のひとつに"日本のお米の消費拡大"があります。
米飯が伸び悩んでいる現状において、パンやめんの原材料である輸入小麦に替わる原料としてお米を活用することでお米の需要拡大が期待されています。
目ざましい研究や技術の進歩により 美味しい米粉による「パン」や「めん」が開発され、外食産業等でもすでに活用され始めています。
大切なのは消費者の皆様に認識してもらい、中・長期的に買い支えて頂けるかということです。
その為には、米粉100%にこだわることなく、美味しいロングセラー商品の開発が大切だとも考えています。現在小麦使用のパンの市場に20%を米粉に代えたとすると、約30万トンの米粉消費につながるといわれています。
生産者、企業と共に消費者の皆様の意識向上に努めることも肝要ですね。
少々値段が高くとも、安心・安全・おいしい、しかも日本の食を支えているという自負のもとでの買い支えの仕組み作りも必要と思われます。例えば日本米粉50%以上の商品にはAランク表示をするなど消費者の皆様に向けても原材料がわかりやすく目に見える仕組みづくりも大切だと思います。
ぜひ皆様にも日本の米粉の現状を知って頂き、ご興味を持って頂き米食や米粉をご家庭で活用して頂きたいと思っています。
そして近い将来、子供達の学校給食が米飯であれパンであれ日本の大地で育まれたお米が活用され、子供達の生きる力の源となって欲しいと切に望みます。
そしてこの思いが、日本の農業を支え日本の食の自立にむけて着地できるよう、今後の議連の活動にかかっていることを肝に命じ努力を重ねて参りたいと思っております。
|